徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
設立の目的
徳島市では、男女共同参画社会の実現をめざし、男女共同参画に関わる関係団体等による横断的組織である「徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議」(以下、「ネットワーク会議」という)を設立しました。
ネットワーク会議は、男女共同参画の推進、ジェンダーギャップの解消を目指して、多様多種な構成団体が相互に連携・協力し、男女共同参画社会の形成に関する取組をより実効性のあるものとし、推進することを目的としています。
徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議取組方針(PDF)
ネットワーク会議は、男女共同参画の推進、ジェンダーギャップの解消を目指して、多様多種な構成団体が相互に連携・協力し、男女共同参画社会の形成に関する取組をより実効性のあるものとし、推進することを目的としています。
徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議取組方針(PDF)
会議の開催状況
第1回(設立総会) 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第2回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第3回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第4回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第5回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第6回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第2回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第3回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第4回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第5回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
第6回 徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議
構成団体 17団体
徳島大学、四国大学、徳島文理大学、徳島商工会議所、徳島県中小企業団体中央会、一般社団法人徳島経済同友会、徳島県中小企業家同友会、株式会社阿波銀行、株式会社徳島大正銀行、徳島市コミュニティ連絡協議会、社会福祉法人徳島市社会福祉協議会、特定非営利活動法人子育て支援ネットワークとくしま、徳島市婦人連絡協議会、阿波女あきんど塾、徳島市まちづくり協働プラザ、徳島県生活環境部男女参画・人権課、徳島市市民文化部
構成団体からのメッセージ
徳島市長 遠藤 彰良
現在日本では、少子高齢化の進行や労働力人口の減少、新型コロナウイルス感染症拡大による影響など、社会情勢の大きな変化に伴い、家族形態や働き方、ライフスタイルの多様化が進んでいます。
また、能登半島地震をはじめ、頻発する災害への対応を迫られる中、地域の持続可能な発展を目指すためには、誰もが自分らしく活躍できる男女共同参画社会の実現がますます重要となっています。
こうした中、徳島市では、家庭や職場、学校、地域などのあらゆる場で性別にかかわりなく、全ての市民が自分らしく、その個性や能力を発揮し活躍できる社会の実現を目指し、男女共同参画や女性活躍を推進する取組を進めてきました。その結果、男女共同参画社会の実現に向けて一定の進展が見られたものの、まだまだ、ジェンダーギャップやアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)、男女間の経済的・社会的格差の解消にはいたっていません。
このような状況を踏まえ、徳島市では、令和5年3月に策定した「第4次男女共同参画プラン・とくしま」に掲げる施策をより積極的に推進してまいります。
誰もが活躍できるまちの実現には、市民の皆さま・事業所の皆さまのご理解やご協力、関係団体・機関等との連携や協働が欠かせません。
男女共同参画、女性活躍の歩みを、今以上に前に進めていくため、地域や社会全体でいっしょに考えていきましょう。
また、能登半島地震をはじめ、頻発する災害への対応を迫られる中、地域の持続可能な発展を目指すためには、誰もが自分らしく活躍できる男女共同参画社会の実現がますます重要となっています。
こうした中、徳島市では、家庭や職場、学校、地域などのあらゆる場で性別にかかわりなく、全ての市民が自分らしく、その個性や能力を発揮し活躍できる社会の実現を目指し、男女共同参画や女性活躍を推進する取組を進めてきました。その結果、男女共同参画社会の実現に向けて一定の進展が見られたものの、まだまだ、ジェンダーギャップやアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)、男女間の経済的・社会的格差の解消にはいたっていません。
このような状況を踏まえ、徳島市では、令和5年3月に策定した「第4次男女共同参画プラン・とくしま」に掲げる施策をより積極的に推進してまいります。
誰もが活躍できるまちの実現には、市民の皆さま・事業所の皆さまのご理解やご協力、関係団体・機関等との連携や協働が欠かせません。
男女共同参画、女性活躍の歩みを、今以上に前に進めていくため、地域や社会全体でいっしょに考えていきましょう。
徳島県知事 後藤田 正純
一人ひとりが個人として尊重され、個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現は、SDGsの5番目の目標「ジェンダー平等の実現」をはじめ、全ての目標達成に不可欠な視点であるとともに、「ダイバーシティ社会」の実現にも繋がる極めて重要な課題であります。
そして、女性が暮らしやすく、かつ、活躍できる徳島を創るためには、男女の機会均等はもちろん、共働きしやすい環境や保守的慣習の打破、子育て支援の拡充など、積極的な施策の推進が不可欠です。
本県では、徳島県立男女共同参画総合支援センター「ときわプラザ」を中心に、女性活躍に向けた各種講座やイベントを開催するなど、県を挙げて取り組んでおり、「会社役員及び管理的公務員等」に占める女性割合が「全国1位」となるなど、男女共同参画に係る指標で全国トップクラスを堅持しております。
今後とも、誰もが輝き活躍できる社会づくりを進めて参りますので、皆様には、なお一層のお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
そして、女性が暮らしやすく、かつ、活躍できる徳島を創るためには、男女の機会均等はもちろん、共働きしやすい環境や保守的慣習の打破、子育て支援の拡充など、積極的な施策の推進が不可欠です。
本県では、徳島県立男女共同参画総合支援センター「ときわプラザ」を中心に、女性活躍に向けた各種講座やイベントを開催するなど、県を挙げて取り組んでおり、「会社役員及び管理的公務員等」に占める女性割合が「全国1位」となるなど、男女共同参画に係る指標で全国トップクラスを堅持しております。
今後とも、誰もが輝き活躍できる社会づくりを進めて参りますので、皆様には、なお一層のお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
徳島大学 AWAサポートセンター長 坂東 良美
日本が多様性に向かう時代に、社会を支える大学の現場も多様性を受容する組織への変革が望まれています。 組織全体の活力が発展していくためには、多様性が真に受容され、尊重される環境が整備され、わたくしたち一人ひとりの個性や潜在能力が十分に引き出されることが必要です。
徳島大学は、四国5国立大学、2公設試験研究機関、2企業との連携により進めている事業に取り組んでおり、四国の産官学の連携が広がり、女性研究者が中心となって四国の豊かな地域資源を活用した研究が活発に行われることを目指してきました。 四国の産官学の協働は「多様性」の表れとも考えられる取組です。 だれもが働きやすい環境を整備し、魅力的な研究が発展していき若い人々が集まってくるように、AWAサポートセンターの活動の輪がひろがっていくことを願っています。
徳島大学は、四国5国立大学、2公設試験研究機関、2企業との連携により進めている事業に取り組んでおり、四国の産官学の連携が広がり、女性研究者が中心となって四国の豊かな地域資源を活用した研究が活発に行われることを目指してきました。 四国の産官学の協働は「多様性」の表れとも考えられる取組です。 だれもが働きやすい環境を整備し、魅力的な研究が発展していき若い人々が集まってくるように、AWAサポートセンターの活動の輪がひろがっていくことを願っています。
四国大学 学長 松重 和美
現代社会はこれまでの「当たり前」の延長線上に未来を描くことができない“VUCA”時代が到来したと言われています。DXやGXが進捗する一方、新型コロナウイルスなど未知の病原体との遭遇、Chat GPTに代表される生成系AIの急進展、地球温暖化による気候変動や戦争の脅威など、人類がこれまで経験したことがない事象に立ち向かうためには、普遍的な理念と持続可能な未来を担う人財が必要です。四国大学では、世界の共通目標・言語であるSDGsの達成を理念として、性別や年齢、国籍や宗教、障がいの有無などの違いを個性として尊重し、キャンパスの多様性の実現を目指しています。ダイバーシティは、組織を活性化させる視点の多様化につながります。“誰一人取り残さない”教育と研究、さらには社会貢献の拠点として、「サステナブルを学ぶなら四国大学へ」と言っていただけるような魅力ある大学づくりに邁進してまいります。
徳島文理大学 短期大学部商科 講師 川道 映里
私は徳島文理大学短期大学部商科の教員で、昨年度より徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議委員を務めさせていただいております。
短期大学部の学生を中心に「ビジネスマナー」や「キャリア教育」などを担当しており、学生の個性や能力を最大限発揮して「なりたい自分」を実現できるように努めております。 そのために、講義では男女共同参画の意識を培い、社会人としてのキャリア形成を自らの力で選択できるような教育を心掛けています。
少子高齢化、人口減少、巨大地震の発生など未曽有の事態が予想され、これまで以上に男女共同参画社会の促進が求められる時代が到来し、期待が高まっています。 この度、委員を仰せつかったことを契機に、多種多様な個人や団体と連携・協力し、ダイバーシティを認め合えるインクルーシブな人材の育成に尽力してまいりたいと考えております。
短期大学部の学生を中心に「ビジネスマナー」や「キャリア教育」などを担当しており、学生の個性や能力を最大限発揮して「なりたい自分」を実現できるように努めております。 そのために、講義では男女共同参画の意識を培い、社会人としてのキャリア形成を自らの力で選択できるような教育を心掛けています。
少子高齢化、人口減少、巨大地震の発生など未曽有の事態が予想され、これまで以上に男女共同参画社会の促進が求められる時代が到来し、期待が高まっています。 この度、委員を仰せつかったことを契機に、多種多様な個人や団体と連携・協力し、ダイバーシティを認め合えるインクルーシブな人材の育成に尽力してまいりたいと考えております。
徳島商工会議所 会頭 阿部 和英
男女共同参画社会の実現が叫ばれて久しくなり、職場や家庭、地域などあらゆる場面において女性の活躍が見られるようになりましたが、各種統計データや意識調査によりますと、指導的立場の女性比率が低い水準にあることや固定的な性別役割分担意識が根強く残っていることなどが浮き彫りとなっており、 女性活躍推進にはまだまだ大きな課題が残されている状況となっています。
また、徳島市では、平成15年に策定した「徳島市男女共同参画プラン・とくしま」に基づき、長きにわたり女性活躍の推進に関する施策を展開してきたことにより、男女共同参画において一定の進展が見られるものの、女性を取り巻く環境の改善には至っておらず、引き続き地域や社会全体での取り組みが強く求められています。
一人ひとりがジェンダー平等の遅れを実感し、その重要性を意識することを強く願うとともに、女性活躍・男女共同参画が更に推進されることを期待しています。
また、徳島市では、平成15年に策定した「徳島市男女共同参画プラン・とくしま」に基づき、長きにわたり女性活躍の推進に関する施策を展開してきたことにより、男女共同参画において一定の進展が見られるものの、女性を取り巻く環境の改善には至っておらず、引き続き地域や社会全体での取り組みが強く求められています。
一人ひとりがジェンダー平等の遅れを実感し、その重要性を意識することを強く願うとともに、女性活躍・男女共同参画が更に推進されることを期待しています。
徳島県中小企業団体中央会 副会長 中本 ユミ子
誰もが、自分らしい強みが十分発揮できる、多様性のある社会を実現するためには、一人ひとりが多様な生き方を互いに認めあうことが大切だと、私は考えます。
ダイバーシティとは、性別や人種、障がいの有無などカテゴリーでくくった多様性ではなく、一人一人を尊重することではないでしょうか。
「誰もが輝く社会をめざして」自分の周りの方々を尊重することから、一緒に取り組んで参りましょう。
ダイバーシティとは、性別や人種、障がいの有無などカテゴリーでくくった多様性ではなく、一人一人を尊重することではないでしょうか。
「誰もが輝く社会をめざして」自分の周りの方々を尊重することから、一緒に取り組んで参りましょう。
一般社団法人徳島経済同友会 理事、阿波女活躍・ダイバーシティ推進委員会委員長 坂田千代子
日本のジェンダー・ギャップ指数が先進国で最下位というなかで、徳島県では女性活躍が進んでおり、女性管理職比率・女性社長比率ともに全国1位となっています。 当会で会員アンケートを行ったところ、阿波女は明るく元気で働き者、しっかりして自立心が強く、この特徴を「経済活性化」「雇用対策」「起業促進」「観光戦略」に活かしてほしいという意見が見られました。
阿波女活躍・ダイバーシティ推進委員会では、徳島の女性活躍を地域経済活性化につなげるべく調査研究と提言活動を行っています。 また、徳島の魅力発信の柱のひとつとして、阿波女活躍のブランディングも推進しています。 企業が「多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」ダイバーシティ経営の実現を目指しています。
阿波女活躍・ダイバーシティ推進委員会では、徳島の女性活躍を地域経済活性化につなげるべく調査研究と提言活動を行っています。 また、徳島の魅力発信の柱のひとつとして、阿波女活躍のブランディングも推進しています。 企業が「多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」ダイバーシティ経営の実現を目指しています。
徳島県中小企業家同友会
徳島市支部支部長 (株)徳島ランドリー代表取締役 寺田 敏行
徳島市支部支部長 (株)徳島ランドリー代表取締役 寺田 敏行
ダイバーシティの推進、女性の活躍推進は、少子高齢化に伴う人口減少が加速度的に進む徳島において、多様な視点によってイノベーションを促進し、地域経済に活力をもたらすものであり、地域の活性化と持続的成長のために不可欠なものだと考えます。
さらに、国の方針とも相まって、資本市場においては企業の女性活躍状況が投資判断に考慮されるようになっており、女性が企業の責任ある地位で活躍することは、企業の持続的な成長にもつながります。
多様な価値観を大切にし、様々な課題を抱えながらも地域で頑張っておられる方々の雇用を守り、「人間尊重の経営で地域から愛される企業づくり」として「人を生かす経営」に取り組む同友会運動が、まさに時代に求められていると実感しています。
さらに、国の方針とも相まって、資本市場においては企業の女性活躍状況が投資判断に考慮されるようになっており、女性が企業の責任ある地位で活躍することは、企業の持続的な成長にもつながります。
多様な価値観を大切にし、様々な課題を抱えながらも地域で頑張っておられる方々の雇用を守り、「人間尊重の経営で地域から愛される企業づくり」として「人を生かす経営」に取り組む同友会運動が、まさに時代に求められていると実感しています。
株式会社阿波銀行 代表取締役頭取 福永 丈久
阿波銀行ではこれまで、女性の活躍を支援するポジティブ・アクションを実施してまいりました。 職務領域拡大に向けた研修やワークライフバランス実現のための支援等を充実させてきた結果、結婚・出産といったライフイベント後も仕事を継続し、さらなるキャリアアップをめざす職員が増えてきたことを大変嬉しく思います。
この流れをさらに推進するためには、これまでのキャリアなどから形成されてしまうアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の排除や、性別や年齢、育児や介護等の制約の有無に関係なく一人ひとりが個性や能力を活かし、誰もがいきいきと働ける職場環境づくりが必要です。
今年度からスタートした長期経営計画「Growing beyond 130th」では、D&Iの推進により「活力ある組織と多様な働き方の実現」をめざしています。 職員との対話によりエンゲージメントを高め、新たな価値創造と持続可能な地域社会の実現に貢献していきたいと考えています。
この流れをさらに推進するためには、これまでのキャリアなどから形成されてしまうアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の排除や、性別や年齢、育児や介護等の制約の有無に関係なく一人ひとりが個性や能力を活かし、誰もがいきいきと働ける職場環境づくりが必要です。
今年度からスタートした長期経営計画「Growing beyond 130th」では、D&Iの推進により「活力ある組織と多様な働き方の実現」をめざしています。 職員との対話によりエンゲージメントを高め、新たな価値創造と持続可能な地域社会の実現に貢献していきたいと考えています。
株式会社徳島大正銀行 代表取締役頭取 板東 豊彦
人材の多様性が組織の競争力を高め、地域への貢献、お客さまへのサービス向上に繋がるとの考えから、誰もが活躍できる環境づくりを推進しています。
当行は、女性管理職養成研修や育休復帰時研修の実施、家庭環境に応じた時間短縮勤務、育児休業取得の促進、早帰りデーの実施や時間外労働のガイドラインの設定など所定外労働の削減やさらなる各種休暇制度等の充実に努めており、性別問わず活躍できる職場・働きやすい職場づくりに取り組んでいます。「えるぼし」の3段階目の認定や徳島県内の企業として初めて「プラチナくるみんプラス」 の認定も取得しました。 また、令和4年3月には、徳島県から「男女共同参画立県とくしまづくり賞」をいただきました。 これまでも様々な取組みを実行していますが、まだ道半ばであり、引き続き、社会の動向や従業員のニーズを捉え、誰もが働きやすく、活躍できる職場づくりを目指していきます。
当行は、女性管理職養成研修や育休復帰時研修の実施、家庭環境に応じた時間短縮勤務、育児休業取得の促進、早帰りデーの実施や時間外労働のガイドラインの設定など所定外労働の削減やさらなる各種休暇制度等の充実に努めており、性別問わず活躍できる職場・働きやすい職場づくりに取り組んでいます。「えるぼし」の3段階目の認定や徳島県内の企業として初めて「プラチナくるみんプラス」 の認定も取得しました。 また、令和4年3月には、徳島県から「男女共同参画立県とくしまづくり賞」をいただきました。 これまでも様々な取組みを実行していますが、まだ道半ばであり、引き続き、社会の動向や従業員のニーズを捉え、誰もが働きやすく、活躍できる職場づくりを目指していきます。
NPO法人子育て支援ネットワークとくしま 副理事長 晴山 園世
NPO法人子育て支援ネットワークとくしまは、20年前の設立当初から徳島で子育てをしてよかったと思ってもらえる環境づくりを考えて活動を行っています。最近は、育児休業中のママが子育てのひろばに参加することが多くなってきました。男性(特に父親)が育児に主体的にかかわることによって、女性の社会復帰や社会での活躍につながっていくと思っています。今後は、ママたちへの支援は、もちろんですが、父親の主体的な育児参加を支援したり、職場の男性の育児への理解を推進していくことが子育ての環境づくりに欠かせないものだと感じるようになってきました。
徳島市婦人連絡協議会 副会長 梶浦 妙子
私たち婦人会メンバーは、各家庭における母としての、また、社会における女性としての立場を確立すべく、毎日めまぐるしく活動しております。
今でも、「男とは…、女とは…」といった昔からのアンコンシャス・バイアス(固定概念)は根強く残っており、私たちの活動の障壁となっているように思います。
各地域活動におけるダイバーシティや多様性等の取組は、まだまだ進んでいるとは言えない状況です。 しかし、私たち女性が率先し行動にうつすべきこと、私たちにしかできないことを探しながら、楽しく学び、啓発活動に日々、頑張っています。
今でも、「男とは…、女とは…」といった昔からのアンコンシャス・バイアス(固定概念)は根強く残っており、私たちの活動の障壁となっているように思います。
各地域活動におけるダイバーシティや多様性等の取組は、まだまだ進んでいるとは言えない状況です。 しかし、私たち女性が率先し行動にうつすべきこと、私たちにしかできないことを探しながら、楽しく学び、啓発活動に日々、頑張っています。
阿波女あきんど塾 イメージキャラクターgenkiちゃん
「元気で明るく働き者」と評される「阿波おんな」の感性を活かした、徳島ならではの地域経済の活性化と女性の社会進出を促進するため、徳島市が平成7年8月に、徳島市を代表する各業界の女性経営者に呼びかけて、結成された組織です。 結成後は、女性起業家の発掘・育成及び頑張る女性の応援・支援など、本市と協働で様々な取り組みを行っています。
徳島市まちづくり協働プラザ 清水 杏咲
私は現在20代で、これまで大きな不平等を感じたことはありませんでした。「女性は早く結婚しなきゃね」という世の中の認識や男女の平均年収に差があることについても、『それは仕方のないことだ』と思っていました。しかし、振り返ってみると、かつてひとりで私を育ててくれた母は、当時とても生きづらかったのではないかと思います。シングルマザーとして子育てする困難さや社会からの偏見、様々な困難を乗り越えながら、ただ前を向いて生きようとしていたはずです。このことについては、母に直接尋ねたことはありませんが、傍で見ていたからこそ、現在の母の強さは、そういった社会の試練を乗り越えてきたからだと確信しています。さて、私が将来母親になった時、どんな社会になっているでしょうか。その時になって初めて、今の男女格差を嘆いているような気がします。だからこそ、私たちは「社会課題の当事者である」ことを忘れないようにする必要があるのではないでしょうか。